年中行事

永代経法要

「永代経」とは、「永代読経」が語源で、「お寺で、末永く代々に渡ってお経をお勤めすることができるようにという願いで勤められる法要」です。

よく「永代経懇志を納めておけばお寺に参らなくても、亡くなった人(先祖)の為にずっとお経を勤めてくれるもの」と、誤解されがちなのですが、これはいわゆる「お経代」ではないのです。

永代経懇志には「いつまでも、私たちのお寺をまもり、そこが心のよりどころとして、教えが伝わっていくように」との願いが込められているのです。 そして、この願いを実現するお勤めが、永代経法要なのです。

5月3日(憲法記念日)10時と13時30分に読経と法話がございます。希望者には、お昼に、おとき(食事)もございます。

盂蘭盆会法要

「盂蘭盆会(うらぼんえ)」は、目連(もくれん)尊者の母親が餓鬼道に墜ちているのを救うため、釈尊に教えられて法座を立てたことに由来しています。それは、目連自身が仏法を聞く縁に遇って、亡き母を餓鬼道に落としていた我が餓鬼の根性に気づかされる尊い仏縁であったとされております。

8月13日と14日9時・10時30分・13時にお勤めします。 納骨堂に安置してあるお骨箱、位牌、そして、ご自宅から位牌やお骨をお運び頂いて本堂に飾り、合同法要を勤めます。

毎年、300名程、参拝がございます。 記念にお配りするオリジナル「数珠レット」(毎年デザインが変わります)が人気です。

報恩講法要

親鸞聖人ご命日の法要です。 11月13日10時と13時30分にお勤めと法話がございます。 希望者には、お昼に、おとき(食事)もございます。

私たちにとって、最も大切な法要ですので、本堂内の仏具を磨き、特別な飾りを施し、その日を迎えます。また、お勤めの内容も特別です。

親鸞聖人の生涯に思いをはせながら、私たちの生き方に一石を投じる法話を毎年いただいております。